2023-04-19 俳句7 土用の日うの付くものを出しにけり 恋猫のふられふられてまた一人 石楠花をせっくす花と読みにけり 傷つきし心に眠り朧月 片恋や名残の都忘れ咲く 花林檎初めて祝う誕生日 アイリスや考の教えは花となり 鈴蘭の花が咲いたよ神父さん 人待ちて哀しからずやかすみ草 ホワイトデー円周率を諳んずる 溜め息や季節は過ぎて初桜 啓蟄の風に吹かれて一人旅 人知れず耽る思案や福寿草 猫に句を詠んで聞かせる春うらら